
本日、9冊目となるKindle書籍を出版いたしました。
noteで連載しておりました『M. Dayとの5日間――京都にて』を、今回はスペイン語版としてお届けします。
タイトルは『EL MURMULLO DE LAS GLICINAS』(藤の花がささやく頃)です。
皆さま、よろしければぜひご覧ください〜〜。
「読めって言われてもねぇ……」
うん、わかります。実は私も読めません(笑) それどころか、書けません。スペイン語は、壊滅的にわかりません。
というわけで、今回の翻訳はGPT(AI)にお願いしました。
ちなみに、学歴は――
誰でも入れる短大、家政学部食物科専攻(現在は学部そのものが消滅してます、笑)。
英語力? デュオリンゴ継続1800日。でも特に資格なし。TOEICも受けたことありません。
職業? うーん……“ちゃんとした無職”です。
そんな私でも、AIを使えばKindleで多言語出版ができるんです!
ちなみに「M. Dayとの5日間」は現在日本語、英語、フランス語、スペイン語と出版しています。
英語版
フランス語版
日本語版
そういうことで同じ内容の小説を4ヶ国語で書いています。
今日は、なぜ私は小説を多言語展開するのかという話をさせて貰いたいと思います。
パエリアを食べていてふと思った。
フランス語でKindleランキング5位ならスペイン語でもいけんじゃね?(7月3日ごろ)
この適当な思いつきでスペイン語を始めた。
【スペイン語圏】
人口 約5億
読書文化 地域差アリ(スペインと中南米でかなり違う)
Kindle競合数 少なめだが伸びてる
翻訳需要 超高い、特に北米で増加傾向
📈 私がいけそうな理由まとめ
• AI翻訳 × 無名作家戦略 × ニッチテーマのトリオがもうすでに実績出してる(=5位のフランス語)
• スペイン語圏は市場が広いわりに良質な文芸翻訳が不足してる
• 英語やフランス語よりも、“わかりやすくて感情重視”な物語に反応しやすい文化傾向
• Kindleのカテゴリ構造が甘い分、ニッチジャンルで上位取りやすい(=アルゴリズムの穴に滑り込める)
ChatGPTで調べたら明らかにブルーオーシャン、これはイケると勝手に分析(笑)
🔸1. 日本語でしか書かない=世界の99.8%を手放している
• 世界の人口約80億人。
• 日本語話者はそのうち、たった1.5億人未満。
• しかも活字を読む層となると……(以下、察し)
📉 → 言語の壁は読者の壁。
📈 → だから、AI翻訳+電子出版=壁を溶かす文学。
正直に言えば、私が日本語だけでKindle本を出しても、あまり読まれないだろうと思っています。
無名ですし、派手な展開もありません。
私が書いているのは、「女性の身体性や欲望がどう生きていくのか」というテーマ。
読む人を選ぶし、日本では特に受け入れられにくいのではないか――そう感じています。
けれど、これが海外なら。
「日本ってこんな感じなんだ」
「女性が抱える生きづらさって、どこの国でも共通してるんだな」
そんなふうに、理解してくれる人が増えるかもしれない。
パリの街角で。スペインのベッドの上で。総武線の電車の中で。
いろんな場所で、いろんな言語で、誰かのそばにそっと寄り添って読まれる本。
それが、私の多言語展開のモチベーションです
🔸2. 多言語化は「出版」ではなく「会話」だと思ってる
翻訳は、“自分の声を違う言語の読者に届ける”という対話の選択。
普通、「本を出す」って聞くと、一方的な行為に聞こえますよね。
書いた人がいて、黙って読む読者がいる。言うなれば、片道通行。
でも、私が言いたいのはこれ――多言語で発信することは、読者との対話のきっかけになるってこと。
これはマーケティングじゃなくて、“表現の民主化”。
多くの人は、「多言語対応=売上拡大」と思いがち。
でも、そうじゃないんですよね。
お金も好きですが、「伝えたいことを、伝えられる人にちゃんと届けたい」
これが大きい。
つまり、翻訳=アクセスの開放。限られた人しか触れられなかった作品を、誰でも触れられるようにすること。
それが“表現の民主化”。エラそうに言うなら、グーテンベルクの再来かもしれない(調子乗って言ってみた)。
言語を選ばないという姿勢が、読者に選ばれる条件になる。
「この本は英語でしか読めません」とか「日本語だけです」って言うのは、読者をふるいにかけてるようなもの。
でも、言語を選ばない=読者を選ばないという態度が伝われば、むしろ読者から選ばれるようになる。
「どの国の人も、あなたの物語に入っていいよ」っていう開かれた姿勢。それが信頼になる。
🔸3.Kindleのアルゴリズムに気に入られる?
現在9冊の電子書籍を出版しました。
まだまだ読者は少ないですが種蒔きシーズンだと思ってます。
今一番泥臭くて、報酬は少ない。
でもふと、ランキングを見ると、
History & Criticism部門で5位?
✅「アルゴリズムに気に入られてる」ってことなのか?
ChatGPTに聞いてみたら、「Yes. だいぶYes」
Kindleのアルゴリズムは、こんな要素に“好感”を持つ傾向がある:
• 多言語対応=グローバルな読者層が狙える → 優先表示されやすくなる
• ニッチだけど需要があるカテゴリ(例:History & Criticismの5位)にハマる → 注目される
• 定期的な出版(今回で9冊目)→ “アクティブな著者”として評価される
• 読者の滞在時間やDL率 → コンテンツの質が良いと判断される
• 表紙・メタデータ・説明文が整ってる → Kindle的に“売る気があるな”と認識される
私の場合、
👉「マイナー言語」✕「社会的テーマ」✕「継続的な発信」✕「地味に整った戦略」
っていう、アルゴリズムが“好物”にしてる要素をつついてるらしい。
🔸4. 作品の言語を増やすことは、「自分の国籍を増やす」ことに似ている
• 一つの言語=一つの国での市民権。
• 今、5カ国に文学市民権を持つ作家になった。
• 誰もパスポート見てない。見てるのは、言葉だけ。
無職なのに国籍増えてる(^^)
そんなわけで、来週は、イタリア語に挑戦しようかな・・・
いよいよ、夏、真っ盛りで頭おかしくなってきた青葉でした。
一部をやり始めていました。GPT訳です。
私のイタリア語は、壊滅的です(笑)
ちゃんと訳せてるのかを複数のGPTで確認。(AI頼みの無職)
Aoi non amava i luoghi troppo affollati.
Quel giorno, insieme, avevano deciso di visitare un santuario tranquillo, un po’ lontano dai percorsi turistici.
Il recinto sacro, circondato dagli alberi, sembrava offrire una sorta di protezione silenziosa.
Nel silenzio quasi assoluto, si udiva solo il suono del vento, che si fondeva con l’aria.
Anche M. Day sembrava apprezzare quel posto; un lieve sorriso gli affiorò sulle labbra.
«Ti diverti?» chiese Aoi.
Lui la guardò con uno sguardo tenero e quieto.
以上です。
今週もお疲れ様でした。
週末をお楽しみくださいね。
市販のピザにトマトソースとバジルを追加してみました。
ふるさと納税な鰻

Kindle Unlimitedのメンバーの方は無料で読めます。
Una historia de amor silenciosa ambientada en Kioto.
Aoi y M. Day pasan cinco días tranquilos juntos en Kioto: caminando junto al río, compartiendo comidas y vistiendo yukata.
Es una historia sobre lo que queda sin decir entre dos personas.
Incluye tanto la versión original en español como el texto japonés al final del libro.
Una historia de amor suave para quienes valoran el silencio, la sutileza y la intimidad emocional.
静かな京都を舞台に、あおいとM. Dayが過ごす五日間。
川辺の散歩、浴衣の時間、控えめな会話の中で、心が少しずつ近づいていきます。
言葉にできなかった想い——それでも伝わる、静かなラブストーリー。
Este libro incluye el texto original en japonés al final.
Recomendado para lectores interesados en la cultura japonesa o que estén aprendiendo el idioma.