少子高齢化社会を幸福に生きたい

  • URLをコピーしました!
目次

これから、やばい日本

「少子高齢化社会」と言われて数十年は、経っているが、一向に改善はされないし、今後ますますヤバいことになりそうな2024年の年明け。

私が子供を産んだのは1994年。その時生まれた長女は、今年で30歳になる。その頃から「少子化」だ「高齢化社会」だと言われてきたのに、状態は悪化してるってことは、この先は、もっと悪化していくのは確実なんだろうなと思う。経済的な未来はどういうなのかといえば、「年金によって老後の生活が保障されない未来」がくるということなんだろう。

1994年の段階では、男女均等法の関係で少しづつ働く女性が増えてきたとはいえ、共働きは、まだまだ珍しくて、子供を産んだ時点で女性のキャリアは、終了がデフォルトだった。

キャリアのない中年の女に仕事はない

私も仕事を辞め育児に専念して、子供が大きくなった時点でパートをしたが、働きながら、「辞めたい、辞めたい」を心の中に連発してしまうような仕事しかなく、心を病んでしまった。

きちんとしたキャリアを持たない中高年の女性は、足元を見られるような(!)態度を取られたり、「換えの人間は沢山いるから、お前なんかいらない」と経営者に言われたりしたこともあり、「日本の会社」が大嫌いになってしまった。

今でも「日本株」に手を出さないのは、その頃の恨みがあるからかも。

それから、外で働くことの気力がなくなり自宅警備員になりながら家で働くこと、家で稼ぐことをコンセプトに様々な副業に挑戦している。大した収入がないなりに工夫したり、無料で楽しめる趣味を見つけたり、ネットを使ったポイント稼いだりして、10年ぐらい経ってしまった。

お金だけでは、得られないもの

こんな調子で生きているから、資産も少ないし60代になって年金だけに依存するのは、かなり厳しいだろうなと思う。それゆえに、焦る気持ちがあるのだが、家族と集まって、食べたり 笑って、のんびりとした正月を送っていると、どっちにしろ、人は寿命がつければ死ぬんだし、生きている間は、家族と助け合いながら楽しく生きることしかないかもしれないと感じる。

人は自分ひとりで生きてゆくのではない。家族の愛情や友人との友情があって初めて彩豊かな人生なんだなと去年、両親のところに帰省した時に、この思いを強く思った。

この先、日本自体が今以上に落ち目になったとして、十分な年金が出なくなったとしても生きていけるには、二つの条件があれば乗り越えていけると思っている。

二つの翼を持って、生き抜く

①セーフティーネットの世話になる心配のないお金があること。お金を稼ぐ能力をつけること。副業力をあと5年ぐらいで完成させること。

②社会から孤立せずに頼ることができる家族や友人、共同体とのつながりがあること。絆を持つこと。

この二つの条件がそろっていればなんとかこの少子高齢化社会を幸せに生きていけると思う。

国の年金によって老後が保障されない環境下にあっても、自らのコントロールで老後の生活を持続的にしていくことが可能になると思っている。

二つの翼を持って、これからくる人生後半の荒波を乗り越えていきたい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次